書棚
プライベート

【悲報】書評SNS「ブクレコ」終了を惜しんで、座右の書5選

楽しい読書ライフをありがとう

アイウチ

writter アイウチ 2017/06/30

いつも、我がスタッフブログに
ご訪問いただきありがとうございます。
アイウチです。

本日、個人的に残念なことがありました。

楽しい読書ライフを過ごさせてくれた
書評SNSサービス「ブクレコ」が
2017年6月30日をもって終了となるのです。

読書が数少ない趣味である私にとって、
「ブクレコ」を通じて、出会えた本は数知れず。。。

そこで今回は、
サービス終了を惜しむ気持ちと感謝の念を込め、
マイ書棚の中からいくつか
感銘を受けた本をご紹介します。

例によって、ネタバレ注意なのと、
感想は個人の見解ですので、 ご了承ください。

■道なきところに道をつくるという話が好き

そんな私が感銘を受けた本としてオススメしたいのが「花埋み」。

日本初の女医・荻野吟子の生き様を描いた伝記小説。
そもそも医者を志したきっかけがスゴイ。

夫に性病を伝染され、男性医師に治療を受けたことが
「担当が女性医師だったら、
こんな屈辱的な想いをしなかったのに!」
という怒りパワー!

時は明治時代。
男尊女卑の社会だけに、数々の苦難がたちはだかりますが、
ランボー並みのタフさで乗り越えていきます。

たいした人間がいたもんです。

同じく「道なきところに道をつくる」的な本として
面白かったのが「天地明察」。

江戸初期の改暦を推進した
安井算哲(渋川春海)の生涯を綴ったこれも時代小説。

由緒ある囲碁棋士の家に生まれながら、
算術・天文暦学者としての道を選ぶまでの葛藤。

そして何度も失敗を繰り返しながら、
当時の暦の誤りを証明し、
正しい暦の採用を朝廷に承認させる奮闘ぶりが見所でしょうか。

一般的にはベンチャー魂が共感されるポイントかと思いますが、
個人的には「人に応援される条件とは何か?」
という見方で読むと面白く感じました。

人間的にメチャクチャいい奴に描かれています。

■「弱い者が強い者を叩く」話にも弱いです

タイトル的にはそのままですが
弱くても勝てます―開成高校野球部のセオリー

東大進学者数トップ常連の
開成高校野球部の戦い方を取材して書かれたものです。

元々は、中学までは野球をやったこともない選手も多く、
また練習時間も限られ、
練習場所も専用グランドをもつわけでもない。

今の監督が来るまでは、一回戦敗退が当たり前であったのが、
東東京の予選でも一回戦、二回戦、
時にはベスト16まで勝ちあがることができるようになった
その一連のプロセスが興味深かったです。

コンセプトは「試合を成立させること」。

そのためには、ピッチャーは打たれても良いので、
四球を連発しないようにし、
ダブルプレーやファインプレーのようなことは必要なく、
ひとつづつアウトを取っていく。

攻撃では、打率3割なら素晴らしい成績であるのだから、
とにかくバットを強く振り切ること。

バントやサインプレーなどは練習している暇がないので、
バットを振り回す。

やれること、やれないことを明確に切り分け、
やれることに集中する発想自体は、珍しくありません。

しかし実践を徹底した上で結果を出している点、
模範としたいところです。

ここ2年はAクラス争いを演じていますが
プロ野球で弱いといえば、
横浜DeNAベイスターズ
の名前があがりましょう。

当然ながら、私自身
大洋ホエールズ時代からのファンです。
その弱さの魅力をあますところなく表したのが
4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団史

12球団一の敗戦数を誇る我が大洋の歴史を語る、
悲哀と自虐のノンフィクション。

ここ15年で10度の最下位という
強い帰巣本能の根源に関する、
丁寧な取材と緻密な構成が光ります。

ちなみに、弊社は昨年、
横浜DeNAベイスターズの所属選手向けに
マネーセミナーの開催実績があります。
参考)保険のビュッフェ、横浜DeNAベイスターズ共同 選手向けマネー講義を開催
参考)横浜DeNAベイスターズと共催で「プロ野球選手のための“お金の管理”グループディスカッション」を開催してきました

アスリートのセカンドライフを視野に入れた
マネーセミナーのご用命があれば、
弊社お問い合わせフォームよりご連絡ください。

■くよくよ悩まないために

最後に。

私も「勝ちたい、結果を出したい」と思いながら
毎日、様々な失敗や恥をかいて
時にはくよくよするわけですが
そうした悩みを吹き飛ばしてくれる本がコレ。

赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。
は笑えます。

対談というからには、通常、会話のキャッチボールかと思います。
しかし、たとえば立川談志との対談はこうです。
見開き2ページずっと談志が喋っており、次のページめくると、

―赤塚 ………うたた寝中

ですよ。

切り返す談志も器が大きい。

―談志 先生、終わったよ。

しかもそれが一回じゃないのです。

―赤塚 うん?????(寝起き)

―談志 どうした。そこにいたか(笑)

すぐさま次の話題へ向かう、会話の断絶ぶり。

ダニエル・カールも思いっきり「日本から出て行け!」
などと罵倒されておりましたが、
うまく流してそこは天晴れ。

松本人志は、完全にヒいてました。

唯一、会話として成り立っていたのは、タモリ。
確かにあの有名な弔辞を読めたのもうなずける関係性。

当時、赤塚不二夫は末期ガンと言われていましたが、
彼の暴走ぶりをしっかり描写する編集力はおみそれしました。





本は、色んな刺激を私に与えてくれます。

そして楽しめるだけでなく、
人生を変えるきっかけになる
学びや気づきがあればさらに幸せですね。

それでは次回もお楽しみに。。。

※過去記事「【書評・感想】「家畜人ヤプー」から考えてみた人生論5選」もどうぞ