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大学医学部と文系学部の学費の差額は何年で取り返せる?前編

私立大学医学部の学費は最低約2,000万円、私立大学文系学部の学費は約400万円、差額は約1,600万円。医師として何年働けば差額を取り返せるのかシミュレーションしてみました。

ねこやま

writter ねこやま 2016/03/24

先週、最終回が放送されたドラマ「フラジャイル」。

TOKIOの長瀬智也さんが演じる型破りな病理医、岸京一郎が主人公の医療ドラマです。私は、毎回欠かさず見ていたわけではないのですが、印象に残っているシーンがあります。それは、主人公、岸の「医学部を出るのに、ざっと国立で350万円、私立で2,000万~5,000万円の授業料・・・」という言葉。

医学部の学費、高っ!(そこか?!)

調べたところ、やはり私立大学医学部の学費は最低でも2,000万円以上必要だということがわかりました。

私立大学文系学部の平均的な学費は約400万円ですので、医学部と文系学部の学費の差額は少なくとも約1,600万円。でも、晴れて医師となれば、一般的な会社員(以下:会社員)をはるかに上回る収入が得られる可能性が高く、1,600万円の差額も数年で取り返せそうです。そこで何年くらいで取り返せるのかシミュレーションしてみました。

 

まず、20代の収入はどうでしょうか?

<会社員>

私立4年制大学文系学部を卒業後、23歳で一般企業に就職するとします。

平均的な年収として、

23歳~24歳の2年間は年収250万円、

25歳~29歳の5年間は年収350万円で計算します。

<医師>

私立大学医学部を卒業後、25歳で大学病院に医師として就職するとします。

平均的な年収として、

25歳~26歳の2年間(研修医時代)は年収450万円、

27歳~29歳の3年間は年収600万円で計算します。

 

すると会社員、医師が20代で得られる収入は下の表のようになります。

 

 
年齢(歳)       会社員年収(万円)       医師年収(万円)
23 250 0
24 250 0
25 350 450
26 350 450
27 350 600
28 350 600
29 350 600

合計

2,250

2,700

 

社会人としてのスタートが2年遅かったにも関わらず、29歳の時点で既に医師の収入が450万円リード。それでもまだ学費の差額1,600万円を取り返すまでには至りません。

 

ということで、今回はここまで。次回は30代の収入を見ていきます。