マネーの話

「就活」による経済効果はどのくらい?

学生の就活が本格的にスタート。 学生・企業双方にとってお金がかかる就活。経済効果は?

ねこやま

writter ねこやま 2016/03/04

来年春に卒業予定の学生の就職活動(就活)が本格的にスタートしました。

学生にとっては、何かとお金がかかる就活。当然、採用活動を行う企業にとっても莫大な費用がかかります。それだけに経済効果は大きいと思われます。

いったいどのくらいの効果があるのでしょうか。

 

まず、学生の出費としては以下のようなものがあります。

スーツ代:約4万円

靴・カバン代:約2万円

写真代:約2万円(学生に人気の伊勢丹写真室のリクルート証明写真コース料金)

交通費約3万円(1社につき3回、計10社訪問。1回の往復交通費は1,000円で計算)

その他諸費用:約2万円

合計すると、一人当たりの就活費用は約13万円。

就活生の人数は約50万人ですので、就活生全体では、

50万人×13万円=650億円となります。

 

次に企業の採用活動にかかる費用ですが、

1人当たりの採用コストは平均約40万円とのことですので、

就活生全員にこのコストがかかるとすると、

40万円×50万人=2,000億円

 

したがって、学生・企業の就活(採用活動)による経済効果は

650億円+2,000億円=2,650億円という計算になります。

2,650億円の経済効果とはどれほどのものなのでしょうか。

2,000億円台(推計)の経済効果をもたらしたものとしては、

2,000億円 2015年 FIFA女子ワールドカップなでしこジャパン準優勝。

2,300億円 2004年 ドラマ「冬のソナタ」。

2,400億円 2013年 式年遷宮。

などがあります。

上記と比較してみても、就活はなかなかの経済効果があるといえるのではないでしょうか。

 

就活。(私の学生時代は、まだこの略語はありませんでした。)

私にとっては、はるか昔の思い出ですが、面接は緊張してどっと疲れるし、お金もかかるし、暑い中スーツを着用しなければならないし、とにかく辛い記憶しかありません。

就活生の皆さんには、これから様々な試練が待ち受けていると思います。しかし、日本経済は皆さんの活動によって支えられているともいえるのです。頑張って!