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家計大打撃!2017年の値上げラッシュ

この記事の早わかり要約

  • 天候不順・原料単価の高騰・円安などの影響で私たちの生活に関わりの深いものが続々と値上がりしています。
  • 節約に繋がりやすい光熱費、保険料などの固定費は、これを機に見直してみると良いでしょう。
  • 値上げ・値下げなど目先の情報に一喜一憂せず、ときにはプロに相談しながら、家計を上手に管理していきましょう。

円安になると何が高くなる?

テレビはつけっぱなしで他のことをやっていても、「値上げ」のフレーズが聞こえると、食い入るように画面に釘付けになってしまいませんか?

 

私たちの力ではどうにもコントロールできない値上げ問題。悲しいことに、私たち市民の日常生活は社会情勢に大きく影響されてしまいます。

 

円安が進むと日本円の価値が下がり、否応なしに輸入品の値段が上がります。日本は輸入大国と言われるほど、食料品など多くの部分を輸入に頼っているので、今の経済状況は家計の打撃に直結してしまうのです。

 

どんなものが値上がりするの?

値上げの理由は、天候不順、原料単価の高騰などさまざまです。しかし、理由なんて置いておいて、安いか高いか、それに尽きるのではないでしょうか。

 

値上げを避けることができないのなら、いっそのこと家計を見直す機会と捉えてみるのもいいかもしれません。それでは生活に関わりの深い値上げ情報を詳しく見ていきましょう。

 

電気・ガスの値上げ

大手電力会社10社、都市ガス大手4社は前月比で5ヶ月連続値上げとなりました。固定費代表とも言える光熱費が上昇まっしぐら、100円単位だとしても塵も積もれば…です。

 

2016年春に電力自由化が始まりましたが、今年4月にはガス自由化も始まりました。目に見える商品ではないので後回しにしがちですが、そうは言っても料理もお風呂もと、使用頻度の高いガスは見直し優先順位が高いと言えます。

 

しかし、電力自由化に比べ、盛り上がりに欠けている感も否めません。それは、東京・大阪の大都市に比べ、地方は選択肢が限られ、自由化の恩恵があまり受けられないということが大きな要因でしょう。

 

これからのガス自由化に期待したいところです。

 

保険料の値上げ

2017年4月、生命保険会社各社で一斉に標準利率が1%から0.25%へ引き下げられました。難しくてわかりづらいかもしれませんが、これにより貯蓄性のある保険の保険料が軒並み上がり、販売停止となった商品も多数あります。

 

子どもの教育費や老後の資産形成の積み立てに保険は有効な手段のひとつですが、返戻率は将来的に100%を超えるのか、外貨で貯めるのかなど、より慎重な選択が求められます。

 

保険は買い直しがききません。プロに相談するなど、間違えのない選択をしましょう。

 

ちなみに2017年度の国民年金保険料は前年度よりひと月あたり230円の値上げとなりました。年間では2,760円の値上げです。

 

まとめて支払うことで割引が適用されますので、家計に余裕があるなら検討してみると良いでしょう。クレジットカード払いにしてポイントを貯めるのも一案です。でもカードによってはポイントがつかない場合もあるので、事前に確認してみてくださいね。

 

日用品の値上げ

固定費の値上がりも重要ですが、私たちの生活と切っても切り離せないのが日用品の値上げです。特にダメージが大きいのは、ティッシュ・トイレットペーパーの値上げではないでしょうか。

 

業界大手エリエール、大王製紙は共に5月1日出荷分から10%以上の値上げをすると発表しました。これは先ほどのガス・電気の値上げによる影響も大きいようです。

 

そのほか、小麦粉、バター、オリーブオイルも続々値上げとなりました。これらを原材料とするパンやピザ、外食産業への影響も顕著にあらわれることでしょう。

 

嗜好品の値上げ

4月よりタバコ税が引き上げられ、国産の6銘柄で30円の値上げとなりました。これは、2020年の東京オリンピックに向けたタバコを規制する動きによるものが大きいようです。2018年、2019年と段階的に値上げが実施される予定です。

 

また、忘れてはならない値上げとして酒税があります。2017年6月1日からは「酒税法の一部改正」が行われ、ビールや発泡酒の過剰な安売りを規制する動きがあります。特売目当てでお酒類を買う店を決めていたという人には大きな打撃になるでしょう。

 

また酒税に関しては、今後10年をかけて大幅に改正が行われます。例えばビール。今は、ビール(酒税77円)、発泡酒(47円)、第3のビール(28円)とそれぞれで税額が異なりますが、2018年にビールの定義が見直され、段階的に税額改正が行われます。

 

2026年には54.25円に一本化される見通しです。この改正に伴う変更として、どちらも同じ醸造酒に分類される日本酒は減税、ワインは増税となり、最終的に税額を揃える予定です。

 

愛煙家・愛酒家の人にとっては重要問題のこの改正、まだ先だからと楽観視せず、今から対策を考えておいた方が良さそうです。

 

その他、ハガキ、車のタイヤ、燃油サーチャージも値上げ対象となっています。でも、そうかと思いきや、先ごろコンビニでの日用品の値下げが発表されました。

 

値上げ値下げの情報に一喜一憂しなくてもいいように、日頃から情報チェックを怠らないようにしましょう。また、家計の見直しは思わぬ節約に繋がることもあるので、定期的に過不足はないか確認しましょう。

 

ファイナンシャルプランナー(FP)など、すぐに相談できる自分専属のお金のプロがいるのも安心ですね。

 

おさらい

  • 天候不順・原料単価の高騰・円安などの影響で私たちの生活に関わりの深いものが続々と値上がりしています。
  • 節約に繋がりやすい光熱費、保険料などの固定費は、これを機に見直してみると良いでしょう。
  • 値上げ・値下げなど目先の情報に一喜一憂せず、ときにはプロに相談しながら、家計を上手に管理していきましょう。

 

(最終更新日 : 2017年11月22日)