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保険相談の目的と必要保障額とは

保険相談の目的と必要保障額とは

この記事の早わかり要約

  • 生命保険文化センターの調査によると、最も参考になった保険情報の入手経路は、民間生保やJAなどの営業の職員が1番多く、次に家族・親族、友人・知人でした。
  • 保険相談をする前に押さえておきたいポイントは2つ、目的と必要保障額。ポイントを押さえた上で相談し、自分に合った保険を見つけましょう。
  • 身近な人だけで解決するのではなく、時には専門知識を持つお金のプロに相談することで、今まで気づけなかった問題点を見つけることができるかもしれません。

保険相談時は誰の意見を参考にする?

新しく保険に入る時、入っている保険を見直す時……みなさんは保険相談の際は、誰の意見を参考にしていますか?保険は人生の買い物の中でも、2番目に高い買い物だといわれています。保険は高い買い物のはずなのに、自分で必要性を感じるよりも、家族や友人などに勧められて検討したという経験をされた方もいるのではないでしょうか。生命保険文化センターの生活保障に関する調査(令和元年度)では、最も参考になった保険情報の入手経路は、民間の生命保険会社やJAなどの営業の職員が1番多く、次に家族・親族、保険代理店の窓口や営業職員と続きます。保険専門の職員から情報を仕入れている割合が多い一方で、家族や友人からの口コミで情報を得ている人も多いのです。人生で高い買い物である保険を家族や友人からの勧めや情報で判断するのは、「どうやって保険を選べばいいのかわからない」と感じているからではないでしょうか。
そのため、身近な人の意見が1番参考になると考えるのかもしれません。自分に合った保険を見つけるためには、どのようなポイントを押さえて、誰に相談すればいいのでしょうか。

保険加入時のポイントは、目的と必要保障額。わからないときはどうすればいい?

保険相談をする前に押さえておきたいポイントは2つ。目的と必要保障額です。2つのポイントを押さえた上で相談すると、自分に合った保険を見つけやすくなりますよ。まず、「どんな保障が必要なのか」を明確にしましょう。病気をしたときなのか、死亡したときに家族に遺すお金が必要なのか、または老後資金を準備したいのか……など、保障の目的を考えましょう。保険には「世帯主に万一があったときの備え」「病気への備え」「教育資金の準備」「老後資金の準備」など、いくつかの目的があります。自分や家族にとって必要な保険を準備してください。
次に、目的が決まったら「いくら保障が必要なのか」という必要保障額を考えましょう。医療保険なら、国の高額療養費制度や会社の独自の制度などを調べた上で、自分はいくらの保障があれば安心できるのかを検討して。高額療養費制度とは?医療費が高額になったらまずチェック
死亡保障なら、一般的な金額ではなく自分の家族はどれくらい遺すと安心なのかを考えてみましょう。必要保障額が決まっていないと、保険相談をした時に判断する基準がありません。そうなると、支払える金額で保険の内容を決めてしまったり、なんとなく良さそうだからと決めてしまったりするかもしれません。「目的は決められるけれど、必要保障額を考えたり、制度を調べたりするまでは難しい…」と感じる人は、お金のプロであるファイナンシャルプランナー(以下FP)に相談してみるのも良いかもしれません。
FPは保険についてだけではなく、お金の知識全般やライフプランなどの知識を持ち合わせているので、その人の家族にあったアドバイスをくれるでしょう。

保険相談は、お金のプロFPと家族に

保険を相談する相手の選択肢は増えています。少し前までは、保険会社や郵便局の職員への相談が一般的でしたよね。今では保険会社だけではなく銀行の窓口や保険ショップ、FPなど、相談できる場所や人が増えています。また、インターネットを利用して自分で保険を決めることもできるようになりました。相談相手の選択肢が広がって、FPに相談することへの関心も高まっています。FP相談を活用すると、お金の悩みや自分では気づかなかった問題点も見つかるかもしれません。
まずは、プロに相談して、それを元に家族と相談して決める。このように、お金のプロと家族への相談を上手に使い分けてみてはいかがでしょうか。下記記事も参考にしてみてくださいね。保険の相談相手の選び方

頼りになるFPの存在

「お金のことを相談できる場所やサービスがある」ことをご存じですか?

 

資産形成・家計見直しのプロフェッショナルとして、ファイナンシャルプランナー(FP)がいます。FPに相談することで、お金のお悩みやご不安の解決法のヒントが得られるかもしれません。

 

ご自分で調べるだけでは不安だという方は、「FPに相談する」という選択肢も検討してみませんか。

 

 

おさらい

  • 生命保険文化センターの調査によると、最も参考になった保険情報の入手経路は、民間生保やJAなどの営業の職員が1番多く、次に家族・親族、保険代理店の窓口や営業職員でした。
  • 保険相談をする前に押さえておきたいポイントは2つ、目的と必要保障額。ポイントを押さえた上で相談し、自分に合った保険を見つけましょう。
  • 身近な人だけで解決するのではなく、時には専門知識を持つお金のプロに相談することで、今まで気づけなかった問題点を見つけることができるかもしれません。

(最終更新日 : 2021年1月4日)

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