横浜DeNAベイスターズと共催で「プロ野球選手のための“お金の管理”セミナー」を開催してきました

2016年5月25日


2016年5月20日(金)、プロ野球DeNAベイスターズの選手向けに「プロ野球選手のための“お金の管理”セミナー」を開催してきました。

 

現役選手の9割近くが「引退後の進路」と「収入」を不安要素に

日本野球機構(NPB)が2015年10月、現役若手プロ野球選手を対象に行った「セカンドキャリアに関するアンケート」によると、「現役引退後に不安を感じている」という選手が全体の72.7%もいることがわかりました。

 

そのうち、9割近くが「引退後の進路」と「収入」を不安要素として挙げているそうです。

 

選手が一流の技で何億円もの年俸を稼ぐプロ野球の世界は、一見華やかに見えます。

 

ところが実際は、年俸1億円以上というプレーヤーは全体の1割以下にすぎません。

 

平均の選手寿命は約9年、平均引退年齢は約29歳と言われる厳しい世界なのです。

 

選手のみなさん自身はその現実を知っているからこそ、7割を超える「不安がある」というアンケート結果になったのでしょう。

 

そこで保険のビュッフェは今回、少しでもそうしたプロ野球選手のお力になりたいと、「お金の管理」というテーマで、選手向けセミナーを開催しました。

 

受講していただいたのは、横浜DeNAベイスターズの18歳から26歳の若手選手15名です。

 

球団の「野球に専念させてあげたい」「選手がチームに愛着を持つように、さまざまな側面でサポートしたい」という考えもあり、今回の企画が実現する運びとなりました。

 

テーマ

プロ野球選手のための“お金の管理”

 

内容

青星寮

セミナーは2016年5月20日夜、横須賀市にある総合練習場(ベイスターズ球場)に併設されたミーティングルームで行われました。

 

講師を務めたのは、FP(ファイナンシャルプランナー)の丸山明仁さん。

 

これまで数千人のお金周りに関する相談に乗ってきたという、この道18年のベテランです。

 

最初にFPがどんな仕事をしているのかを簡単に説明した後、セミナーは本格的にスタートしました。

 

「プロ野球選手の平均年俸は?―A.3,000万円 B.5,000万円 C.7,000万円」といったクイズ形式を随所に挟みつつ、「年俸3,000万円の場合、税金などが引かれて手取りでは2,300万円前後になります。では、1年間で2,300万円稼げるとすると、1ヶ月でどれだけ使えるでしょう?」と、手元に用意された電卓を使って各自に計算してもらうなど、わかりやすく楽しめる形でセミナーは進行します。

 

 

必要保障額を計算する横浜DeNAベイスターズ選手

 

横浜DeNAのファーム育成リーダー兼副寮長、三島輝史さんによれば、「いろいろな分野のことを幅広く学んで、考える力を身につけてほしいので、年間を通して月2回ほど、若手選手向けの勉強会を実施しています」とのこと。

 

ただ、ハードな1日練習を終えての、しかも夕食後ということで、「選手たちがしっかりと集中して受けてくれるか少し心配でした」と三島さんは明かします。

 

でも、そんな心配をよそに、選手のみなさんは丸山さんのお話に真剣に耳を傾けていました。

 

〝お金〟という誰にでも関わることに対する自身の問題意識と、丸山さんの「今から30年後、40年後のことは考えにくいかもしれませんが、いずれ来るその時のために覚えていただければ、必ず役に立ちます」という言葉がうまくリンクしたのかもしれません。

 

「プロ野球選手の引退後の希望進路ランキング」を見て深くうなずいたり、「サラリーマンの平均年収は?」という質問に思わず考え込んだり。できるだけきちんと理解しようと、細かにメモを取っている選手も見受けられました。

真剣に聞く横浜DeNAベイスターズ選手

そしてこの日、選手のみなさんの反応がもっとも大きくなったのは、老後について話題が及んだときです。

 

「老後(85歳まで生きるとして、65歳からの20年間)に必要な資金は?―A.1000万円 B.5000万円 C.1億円」というクイズで、全員がAかBと答えましたが、正解を聞くと、「えー、そんなに?」と一様に驚きを隠せません。

 

でも、丸山さんにその根拠を説明されると、みなさんは納得できたようでした。

 

最後に「お金をどう貯めるか」のアドバイスとして、丸山さんからは「財布を3つに仕分けましょう」という提案がありました。

 

1年以内に使う緊急資金としての財布、5~10年以内に使う結婚資金や子どもの教育費などのための財布、老後など10年以上先の未来に使うための財布と3つに分けることで、今も10年後も将来も、必要以上の我慢を強いられることなく、楽しい生活を送れるというのです。

 

セミナーは1時間ほどで終了しましたが、選手のみなさんにとっては有意義な時間となったようです。

 

「現役生活を良い感じで続けていられる間は、お金に困ることはほとんどないと思います。でも、うまく行かなくなったときに『ああしておけばよかった』となってしまうんです。お金について普段はあまり考えることがなくても、今回のセミナーをきっかけに、将来のために何かをした方がいいのかなとか、ファイナンシャルプランナーに相談してみようかなと思っていただけたらうれしいですね」と丸山さん。

講義する丸山FP(ファイナンシャルプランナー)

 

選手のみなさんがお金や将来の不安を持つことなく、練習や試合に集中し、素晴らしいプレーで活躍していただけるよう、保険のビュッフェは横浜DeNAベイスターズを応援し続けます。

 

参加選手アンケート

【Q1】セミナーで役に立ったテーマは、何ですか?

参加選手に、セミナーで印象に残ったテーマを聞いたところ「3つの財布の分け方」という回答が15人中14人。

 

続いて「老後に必要な資金」をあげた方が60%の9名にものぼり、将来の備えにつながるテーマに票が集まりました。

事後アンケート

 

【Q2】今回のセミナーの満足度を教えてください。

今回のセミナーの満足度を質問したところ、「大変満足」が53%、「満足」 が47%で続きました。

 

多くの選手が、今までお金と向き合う機会がなかったようで、ずいぶん印象に残ったようです。

事後アンケート

(取材・文:小野哲史)

 

丸山昭仁先生について

丸山昭仁FP(ファイナンシャルプランナー)1974年生まれ。埼玉県出身。外資系金融機関を経て、FPに転身。
 
保険相談の他、マネーセミナーの講師としても活躍する経験16年のエキスパート。豊富な例と、ユーモアを交えたわかりやすい説明が好評。

 
 

丸山先生より

「人は何かあった時に何に困るのか?」人生の不安や困ることの多くは、お金が影響していると、言われます。事前に問題を気づいていれば困ることはなかったはずです。

 

ご相談させていただくと多くの方が「このような話を以前から聞いていれば、もっとゆとりができていたはずです」「こういう話は今まで誰も教えてくれませんでした」と、よく言われるんです。

 

人生を豊かに、困ることがないようにするためにも、まず何が必要で何が必要ではないのか?を明確にして、足りないものがあった場合は一緒に解決策を考えましょう。

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